「はいチーズ!システム」に関するお問い合わせ
ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
担当者がさらに詳しく機能や導入方法についてご説明します。
三重県津市 健康福祉部子育て推進課後藤さま
◆課題
・市が運営する公立保育園、認定こども園25園の施設間の業務の進め方や在園児童の管理方法が
統一されていなかった
・コロナ対策のため、児童の登降園状況をリアルタイムで把握したい
◆導入
2022年3月に「はいチーズ!システム」を導入
◆成果
・コロナの感染対策を講じる際に、リアルタイムの登降園情報を活用できるようになった
・登降園記録について保護者様の満足度が向上
津市役所では、公立保育所(19園)と認定こども園(6園)の計25園を運営しておりますが、これまでは
園ごとに保育士の業務の進め方や日々の在園児童の管理方法が統一されていない部分がありました。
例えば、これまでは児童の登降園情報は紙で管理していたため、登園情報整理だけでも時間を要することに
課題を感じていました。
そんな中、新型コロナウイルスの感染拡大によって、すぐに効果的な感染対策を講じる必要があり、
そのためには園及び津市役所で在園児童の登降園状況についてリアルタイムに把握することが求められました。
もともと課題に感じていた在園情報の管理方法についてコロナをきっかけに本格的に検討をはじめ、解決策として
保育ICTシステムの導入が最適と考え、導入検討を開始しました。
わたしたち市役所は税金で運営しているため、限られた予算の中で市民に最大限の満足度を提供することが
求められます。そのため、コスト面で納得できるものを選びたいと考えました。
また、デジタルへの移行には懸念点がありました。保育現場の職員は年齢も様々で、従来の手書きを中心とした
アナログ作業に慣れている職員の中には、パソコンやタブレットの活用が苦手な方もいるだろうという懸念があり
ました。
そのため、直観的に使用でき、慣れるまでの時間が最短で済むICTシステムの導入を行いたいと考え、「画面が
シンプルで見やすい」「システムが使いやすい」など操作性も重視しました。
操作性については、他社と比較しても「はいチーズ!システム」が一番操作性が良いと思って決めました。
どのシステムを使っても、慣れるには時間が必要だと思いますが、「はいチーズ!システム」は他社と比較しても
慣れる時間が最短で導入できるのではないか、と思いました。
その結果、「はいチーズ!システム」が「コストパフォーマンス」と「操作性」のバランスにおいて最も理想的だったため
導入を決定しました。
全25園の職員にシステムの使用方法などを周知する点で苦労しました。
今まで紙媒体で入力していた業務について、パソコンやタブレット端末に対して得意でなくても、全員にある程度
慣れてもらわなければならないという点が苦労しました。
ただ、その点はある程度は致し方ない、生みの苦しみだと思っていますし、御社にサポートして頂いているので、
わりとスムーズに導入できているかなと感じているところです。
導入目的でもある全25園全体の管理方法の統一化ができることを期待しています。
削減したい時間の具体的なイメージはないですが、保育園は通常18時から19時頃に閉園します。
これまでは閉園後に20時や21時頃まで残業する先生もいらっしゃいました。
そういう職員の残業時間を1時間でも減らしていきたいです。
また、開園時間内の日中削減された時間を、より児童の保育の時間に充てて、保護者様が「この園に
入園してよかったな」と思って頂けたら嬉しいです。
保育士採用という点では、時間外労働はなるべく少ないことが求められ、業務自体もデジタルでないと
選ばれない時代になりつつあると感じています。紙の良さもありますが、時代がそういう時代ではないので、
いつか「あの時ICTシステムを導入してよかったな」「導入前の時期に比べて業務負担が軽くなったな」と
振り返ったり、実感できたらいいなと思っています。
登降園管理から利用開始していますが、保護者様から「便利ですね」というお声を頂いていると聞いています。
これまでの登降園管理は保護者様が紙に記入する方式だったため、QRコードリーダーにかざすだけで登園の記録
が済むので満足評価を頂いています。
保育士の削減時間数については、導入してまだ間もなく保育士が保護者様に操作方法を教えたりする時間も
あるため、時間削減を実感するにはもう少し時間がかかりそうです。
保育士募集について、アピール材料になりそうです。
時間外労働が少なくなること、業務がデジタルであることなどから、保育現場を魅力的な職場にしていきたい
です。
【三重県津市公立保育所、認定こども園について】
所在地 :三重県津市
保育施設種別:津市内の保育所、認定こども園計25園